扁桃腺手術体験記

【扁桃腺手術体験記】費用や期間、必須アイテムまとめ vol.3

投稿日:2019年7月30日 更新日:

 

前回の記事では、私が扁桃腺の手術を受ける際に、入院時に必要だと思ったアイテムをまとめました。

 

※前回の記事はこちら→【扁桃腺手術体験記】費用や期間、必須アイテムまとめ vol.2

【扁桃腺手術体験記】費用や期間、必須アイテムまとめ vol.2

  前回の記事では、私が扁桃腺の手術を受けるまでのことを書きました。今回は手術を決めて、準備から入院当日までの記録です。 もしあなたが「扁桃腺の手術を受けようか迷っている」「受けると決めたけ ...

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※Twitterの方でも反響をいただいております!

 

 

 

kanaさん
多くの若い人にとって入院って経験ないから、何が必要かもわからないことが多いのね。
とりあえず同じ内容書いてるブログ読み漁って、最大公約数的な内容に自分の体験を加えた記事にしてみたよ。
こばやん
kanaさん
さすが、入院して収入減ってもタダでは転ばない男ことこばやん。
まあただの貧乏性というか…w
こばやん

 

今回はいよいよ入院編に突入します!

…が、その前に思わぬトラブルが!?

 

■入院当日 思わぬトラブル

 

前日はあまりよく寝られませんでしたが、何とか起きて病院へ。入院の事務手続きを済ませてから病棟に入りました。

まず検温と血圧測定、問題なし。

その後、薬剤師さんから問診で、この1週間で服用した薬やサプリメントがあるか聞かれました。

 

 

私が飲んでいたのはマルチビタミンとEPA/DHAのサプリメント

EPA/DHAは、いわゆる「血液サラサラ」にするメタボの人向けのサプリメントです。

これを説明すると、薬剤師さんが表情を変えて、病室を出て行ってしまいました

 

薬剤師さん「ちょっと待っててください…! これって多分…」

こばやん「えっなに? なんなん?」

 

 

これは正直、ブログに書くかかなり迷ったのですが、このブログのコンセプトが「人生全部コンテンツ=実体験を価値のある情報として届ける」なので書きます。

 

kanaさん
そうなの? 初耳
いま考えた。
こばやん

 

結論から先に書くと「入院が1週間延期になってしまった」のです。

 

理由は「サプリメントとして服用していたEPA/DHAの成分が、手術の際の出血リスクを高めるから」とのこと。

ではなぜ、そんなサプリメントを手術前の数日、私が服用していたのか?

それは手術前検査にワケがありました。

ほとんどの数値が健全だった私ですが、ほぼ唯一「中性脂肪」の値が悪かったのです。その時に、こんな会話をしました。

 

こばやん「それってメタボですよね? やっぱり運動とかサプリとかで対策しないとまずいですよね…」

医師「そうですね、そうする人が多いですね」

こばやん「運動をいきなり増やすのはキツイんで、サプリ飲みますわ…。マツキヨとかで売ってる市販のサプリ飲むのも効果ありますかね?」

医師「はい、そうですね。まあ急に運動して体を悪くしてもあれなんで、激しい運動はしないで大人しくしておいてください」

 

その後、マツキヨに直行して買ったこのサプリ。

 

 

「血液がサラサラになることで、手術時の出血が多くなり、危険をもたらす」という理由で「手術が1週間延期」になってしまいました。

 

「そんなにサプリメントって強力なの!? 数日飲んでただけやん!」

いや違う、そうじゃなくて、入院できないって困る

 

本当に困りました。というのもド平日に2週間も休むというのは、いろんなスケジュールをやりくりする必要があるわけで。

たくさんの人に迷惑をかけながらようやく作った入院の日程。それがまたやり直しです。

 

じゃあ検査の時になんでそれを言ってくれなかったんや…」。

病院側へ、スケジュール調整のやり直しが難しい、何とか手術を受けさせて欲しいとお願いするも「出血リスクが増えて、最悪の場合、麻酔が覚めてもまた全身麻酔をかけて処置しなくてはならなくなります」と言われてしまいました。

 

全身麻酔で死ぬリスクは約50000分の1。これが2回となると確率は跳ね上がる、気がする

 

 

kanaさん
うーん、これってこばやんがバカなの? 病院のミスなの?
でもさ、サプリの話を事前に話してたわけだしさ…。
こばやん

 

 

ただ、病院側も、僕がサプリメントについてのやりとりを先生としていたことについて話すと「申し訳ありません、説明不足でした」と言ってくれました。

今回はたまたまこのサプリメントでしたが、「手術前に飲んではいけないサプリメントがある」ということを説明しなかったのは落ち度だということ。

こっちとしては「ミスに怒る」というより「お願いだから手術して(懇願)」だったわけですが、ダメなものはダメ。ならぬものはならぬのです

命には代えられない…。万全を期すためにその日は帰りました。つまり、病棟の見学だけで終わった感じでした。

 

■入院は仕切り直し、そしてまた入院初日

 

サプリメントの効果が完全に消えるまで1週間。

次の週の同じ曜日(土曜)に入院と決まりました。

関係各所に頭を下げ、仕事の調整をして、その週は普通に仕事。会う人には「あれ、手術やめたの?」といわれ、事情を説明する。何度も何度も…。

 

そしてようやくまた入院です。まさか2回も入院前日の緊張を味わうとは。

 

事務手続きは前回やっているのでほぼ省略。病棟に向かいます。

その日は手術の説明と、書類への署名捺印。麻酔をかけるので麻酔科の先生も来ました。

これがだいたい所要時間2時間くらい。

手術は月曜午前9時半スタート。前日夜までヒマです。すぐに外出届を出しました。受理されて一時退院。1泊2日、自宅で過ごします。

 

kanaさん
帰るんかい!
だって検査も説明も終わったらヒマじゃん…。
こばやん

 

会社へ直行し、デスクワークを粛々とこなし、その日はすぐ寝ました。次の日もまた会社に行き、デスクワークを(以下略

外泊の門限は19時くらいでしたので、18時半くらいに戻ってベッドへ。

24時まで食事ができる決まりでしたので、コンビニに行って適当にパンなどを買って最後の晩餐。ヤマザキパンありがとう。

その後、youtubeを見て過ごして、22時くらいには寝ました。

 

Twitterで扁桃腺の手術をしている人の情報収集も、この時間によくやっていました。

また自分と同じように、この時期に手術を受ける人もいて、運命共同体のような気がしてました。

 


 

■ようやく手術当日 終了までの流れ

 

起床から手術室に行くまで

 

5時20分起床。お酒も飲まずすぐ寝るとこんな時間も快適に起きます。緊張感があったので、目覚めは一瞬。グダグダせずにすぐ起きました。

かといってやることはない…。病院内を散歩したりyoutubeを見たりして6時、電気が付きました。

回診があり検温、血圧測定。その後この流れは退院まで毎日繰り返すことになります。私の場合、血圧は常に健全な数値で安定していました。

 

kanaさん
サプリのおかげかな?
そのことはもう言うなよ。
こばやん

 

前日24時から食事制限。水分摂取は7時までOKでした。ということで朝ご飯は出ず、水分も飲まずに手術の時間までじっと待ちます。

準備としてはほとんど何もすることはないのですが、前日に病院内のコンビニで購入しておいた「T字帯」といういわゆる「ふんどし」みたいなものを装着しました。

 

 

それとエコノミー症候群を防ぐための靴下を病院内で購入。

 

 

おそらくこの装備はどの病院の手術でも使われると思います。いろんな人のブログを読んでみましたが、男女関係なく必要のようですね。

ちなみにどちらも付けた感じは決して居心地のいいものではないですが、かといってすごくイヤなものでもないです。ご安心を。

そして9時15分頃、看護師さんに連れられて手術室へ!

20代中盤くらいの田中れいな似の看護師さんが、おそらく患者を緊張させないようにか、雑談で気を紛らわせてくれました。以後、この田中れいなが私の術後の面倒をちょいちょい診てくれるようになります。

 


kanaさん
ギャルじゃん。
若い看護師さんの茶髪率高くない?
こばやん

 

そして手術、全身麻酔、意識の回復まで

 

手術室はキムタクとかのドラマで見たまんまのあれです。他の人のブログでは明るい音楽がかかっていたという話がありましたが、私の場合も同じで、ポルノグラフィティの明るい曲調の歌がずっと流れていました。

 

kanaさん
ミュージックアワー?
いやたぶん違う、あんま覚えてないわ。
こばやん

 

看護師さんが4人くらい、そして麻酔科の先生が登場します。

手術室はひんやり寒かった…。それと、こっちはふんどしと靴下と薄い生地の寝巻でしたのでずっと寒かったのですが、手術台のうえは電気毛布が敷いてあったのか、寝てからはかなり暖かったです。

それだけでかなりリラックスできました。

麻酔科の先生もこちらをリラックスさせるためか、ずっとニコニコ話しかけてくれていたのが印象的でした。

そしていよいよ全身麻酔の注射。「では薬を入れていきますね~すぐ寝ちゃうので大丈夫ですよ」というような言葉を投げかけられた気がします。

注射のチクっとした痛みと、冷たい液が腕に流れてくる感覚があって、その後は手術台の暖かさに身を任せていたら、手術が終わっていました。

 

 

こばやんさーん、手術終わってますよ~」と看護師さんの声が聞こえて目を覚ます。すぐに思ったのは「生きてたわ俺…」ということ。

頭がぼんやりしてるのと、ずっと眠い感じがしていて目もうまく動かせません。トローンとした感じ。なんとか手は動きます。

 

動くことをもっと確認したくて、一番近くにいた看護師さんの腕を無意識に掴んでいました。推定40歳くらいの眼鏡の男性の看護師さんでした。

おっさんがおっさんの腕を必死に掴んでいる構図です。決して美しくはありませんが、これだけで私はこれまで感じたことのない幸せを得ておりました。

 

看護師さんはというと、こういうのはもう慣れているんでしょうね、「あ~はいはい、じゃあ病室戻りますよ~」って感じでした。

 

切除した扁桃腺が瓶に入っていて、看護師さんが見せてくれました。「はい~こんな大きいの取れましたよ~」。

ぼーっとしているのでほとんどよく見えていないし覚えていないです。

ちなみに患者の体内から摘出したものは、どんなものであろうとその病院内で処理しなくてはいけないという法律があるようで、ここで自分の扁桃腺とおさらばとなりました。まあ、持って帰るわけにもいかないし、適切に捨ててくださいという感じです。

そして扁桃腺、いままでありがとう…。お前には苦労を掛けられたよ。

 

ベッドに戻ってから、気付く痛み

 

その後、病室へベッドに乗せられて移動。部屋についてから、「あ~やっぱ痛いな」という感覚がわかってきました。

ノドの痛みは、扁桃炎で腫れて一番痛いときと同じくらい。つまり、耐えられないほどではないです。

気になるのは舌の強烈なしびれ。舌が動かないように器具で固定するのですが、これがめっちゃしびれている。感覚がないところと、しびれているところ、それが舌のすべてという感じ。

ちなみにこの舌のしびれは術後3週間ほどでほとんど感じなくなりました。心配していた味覚障害もまったくありませんでした。

(術後、数か月は甘いものが苦く感じられたり、味そのものを感じにくくなるなど、一時的な味覚障害になる方もいるようです。)

 

手術当日はベッドから起きられません。尿道にカテーテルを入れられて、そのまま24時間過ごすことになりました。

人によってカテーテルを入れずにすむ人もいるようです。私の場合、平均1時間といわれる手術が2時間近くかかり、長かったので入れることになったのかもしれません。

 

※病院によってはすぐに起きて、自分でトイレに行ってもいいというところもあるようです。

 

カテーテルをかなり不安に思っている方が多いようですが、実際は大したことありません。

 

 

手術後2時間くらいして完全に麻酔が切れます。

出てきた食事は流動食、ほぼお湯ですが、まったく食欲がありません。

 

 

「いて~わ、辛いわ~」とずっと思いながら、ひたすらyoutubeを見て意識を紛らわせます。

声は出せません。出そうと頑張ると激痛と咳。退院までほぼ筆談で過ごしました。

 

 

困ったのが、のどち〇こが腫れているせいで、上を向いて寝ることができない。ちょっとでもそのまま寝ると、窒息する感覚で「ゲフンゲフン!!!」と猛烈に咳が出て起きてしまいます。

ずっと横を向くか、ベッドの頭の部分を上げて、起きて過ごしていました。

睡眠は15分くらい細切れに摂れる感じ。以後、退院するまで、連続1時間以上の睡眠を摂ることはできませんでした。痛みと熱の辛さですぐ起きてしまう。

といってもこの状態にも慣れてきて、睡眠時間が伸びるたびに喜びを感じる、そんな生活を送ることになります。

何より、「生きててよかった。麻酔がちゃんと覚めて良かった」という幸せが、強烈な痛みと戦わせてくれた気がします。

 

唾液は飲み込めないので(痛いのと、血が混じっていて体内で固まる可能性があるので)常にティッシュに吐いてゴミ箱へ。

ティッシュはほんと、2箱以上必須です。めんどくさかった…。

 

■まとめ

 

今回は入院当日のトラブルと、実際に手術を受けた当日までの出来事を、実体験を交えて書きました。

他の人の場合、手術当日からプリンとかアイスとか食べてて意外とラクだった~みたいなのありますが、私の場合は「食欲なんか出ね~わ!」という感じ。

「術後は喉が渇くんでずっとポカリ飲んでました」みたいな記事もあったけど「そもそも自分の唾液すら飲み込めないくらい痛いわ!!」でした。

この辺の個人差はけっこうあるようです。

 

もしあなたが手術前の過ごし方や注意点が気になっていたら、ぜひご参考になさってください。

 

【扁桃腺手術体験記】費用や期間、必須アイテムまとめ vol.4に続きます!

 

 

 

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