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「ドライブ・マイ・カー」濱口監督は英語と日本語を交えてスピーチ!あらすじ・ネタバレ・結末まとめも

 

「ドライブ・マイ・カー」受賞 国際長編、13年ぶり―米アカデミー賞というニュースが飛び込んできました。

濱口監督は英語と日本語を交えてスピーチをしたとのことで、どんな内容だったのか?またあらすじなどについてもまとめています。

■映画『ドライブ・マイ・カー』の作品情報・概要

 

『ドライブ・マイ・カー』英題『Drive My Car』濱口竜介監督・脚本作品(映画『スパイの妻 劇場版』)。第74回「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門へ正式出品。脚本賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニカル審査員賞、AFCAE賞を受賞。主演は西島秀俊(映画『奥様は、取り扱い注意』や映画『空母いぶき』や映画『風立ちぬ』)、三浦透子(映画『天気の子』)、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン 、アン・フィテ 、安部聡子、岡田将生(映画『さんかく窓の外側は夜』)出演。原作は村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を主軸に「シェラザード」と「木野」の要素を盛り込んで脚本を執筆している。さらにロシアの作家アントン・チェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』とフランスの劇作家サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』 を練りこんでいる。撮影監督は四宮秀俊(映画『人数の町』や映画『さよなら くちびる』)、音楽は石橋英子。

 

 

■壇上に上がった濱口監督は英語と日本語を交えてスピーチ

 

浜口監督は受賞が決まって壇上に上がると、オスカー像の重量感を確かめるように掲げ、「皆さん、取りました」と笑顔を見せたとのことです。

※スピーチについて詳しい内容についてはわかり次第追記します!

英語でスピーチをされたということで、日本人の方がこのような舞台でどのような映画を使われるのかとても楽しみですね!

 

■映画『ドライブ・マイ・カー』のあらすじとネタバレ

 

この映画は「山賀という同級生の家に毎日のように忍び込む女子高生」の話から始まります。

あらすじの前提として

 

  • 演出家の家福悠介(西島秀俊) は妻で脚本家(元女優)家福音(霧島れいか)と東京都内のマンションで暮らしている。
  • 悠介は演劇、音はテレビドラマの脚本家として大きな仕事をしている。
  • 二人の創作活動は独特であった。悠介と音のセックスはただ単に愛し合うだけではなく、セックスの最中、まるで何かが憑依したかのように物語を吐き出す。
  • 悠介はそれを一言漏らさぬように記憶する。
  • 翌朝、音は自分が話したことを悠介から聞き取り、メモにして脚本を執筆する
kanaさん
なにそれ幻想的!緊張感がありそうなセックスね
管理人
そうだね、実際にあった出来事を元にしているのかもしれない

 

物語は成田に向かうところから

ロシアへのワークショップの招待状が届き成田へ向かうが、順延となり、自宅マンションへ戻る悠介はショックを覚える。

すると、音が男優・高槻耕史(岡田将生)と情事に浸っている光景を目撃してしまう!

そして数日後、音は心筋梗塞で死んでしまう。喪失感を抱えて3年の月日が流れる。広島で行われる演劇に招待される悠介。

ドライバーとして現れた渡利みさき(三浦透子) 。彼女が運転する車でそれぞれの人生が錯綜し始める。

kanaさん
いきなり寝取られ!?どういうこと?
管理人
この時点だとさっぱりだね

 

家福音が亡くなった後、残された家福の葛藤

 

ここからガチのネタバレなので注意!

 

  • 家福は「音が亡くなった日、本当は用などなかった。でも音から話を聞いたら、今までの生活は壊れてしまうだろう。そう思うと怖くて帰れなかった。もっと早く帰っていれば助けることができたかもしれないのに」と告白。
  • みさきも静かに語り始める。「自分は土砂崩れにあった時、這い出してしばらく黙ってみていた。するとさらなる土砂崩れが起こり、母は埋もれて死んだ。なぜ、自分は誰かに助けを求めたり、自ら母を助けにいかなかったのか。私は母を見殺しにしたのだ」。
  • 「僕が君の叔父さんなら抱きしめて言うだろう“お前は悪くない”と。でも君はお母さんを殺し、僕は妻を殺した」家福の言葉にみさきはうなずいた。
  • 本番を間近に控え、稽古も実際の舞台を使いながら、大詰めを迎えている。
  • その時、一人の刑事が入ってきて、高槻を呼び出す。
  • 高槻が殴った男が病院で亡くなった、監視カメラの証拠もあると告げ、彼を逮捕しました。
kanaさん
こんどはバイオレンス!!?セックス、バイオレンス、忙しいわね!
管理人
西島秀俊さんに似合っているテーマだよね。でも僕はゲイカップルがごはん食べるだけの「きのう何食べた?」も好きだけど。さて、どんどん説明していくよ!
  • 家福は唖然とした表情で、高槻の後ろ姿を見送った。
  • 舞台を中止するか、ワーニャ役を家福が演じるか、二者択一を迫られる家福。
  • ワーニャを演じる自信がない家福は、家福が演出を手掛ける広島国際演劇祭のプログラマーである柚原へ「少し時間がほしい」と言った
  • 柚原は3日のうちに返事をくださいと応えた。
  • 家福はみさきに「この車で君の故郷まで行けるか?」と尋ね、みさきはうなずく。これで北への旅が始まった。
kanaさん
いよいよドライブね!マイカー!
管理人
展開が早いんだけど、そもそもこれ短編小説だからね、その辺はしょうがないね!
  • 「これが私の仕事だから」と途中、フェリーで睡眠をとった以外はみさきが運転し続ける。
  • 目の前に真っ白い風景が広がっていて、途中花束を買い、2人はさらに雪深い中を進んでいった。
  • 車を止め、丘を登ると、そこには5年前に土砂にのみこまれて崩壊したままのみさきの家がそのまま残っていた!
kanaさん
わー!なんだか怖いな!何があるんだろう?てか、放置されたその家は誰の持ち物?固定資産税は?
管理人
急にリアル!!そのへんはよくわからないね
  • 彼女は花をたむけながら、母の思い出を語り始めた。
  • 母はみさきに暴力を奮ったあと、決まってサチという8才の人格となったとのこと。
  • それが母が本当に病んでいたのか、私をつなぎとめるための演技だったかはわからない
  • 私はサチといる時は幸せだったと彼女(みさき)は語る。
  • この場所で聞くその話は、家福の心を激しく揺さぶった。
  • 彼の口からは次々と言葉が湧き「僕は正しく傷つくべきだった。本当をやり過ごしてしまった。見ないふりを続けた。だから音を失ってしまった。永遠に。生き返ってほしい。もう一度話しかけたい」と語る
  • みさきは思わず家福に近づき彼をそっと抱きしめた。家福も彼女を抱きしめた。
  • みさきの表情は緊張感のある顔から、柔らかなものに変わっていく。

無事、広島国際演劇祭は開幕

 

  • 無事、広島国際演劇祭は幕をあけ、『ワーニャ叔父さん』の舞台は大団円を迎えた。
  • ラスト、苦しみの渦中にある家福演じるワーニャにユナ演じるソーニャが後ろから優しく近づく。
  • 手話での語りに観客も注目。
  • ソーニャは語り続けた。「わたしたちは生きていきましょう。」と、これで舞台は終わり。
kanaさん
死別についてひとまず納得?できたのかな
管理人
そのあたりは観る人の解釈だね
  • 数年後、コロナ禍で、誰もがマスクをつけている韓国のどこかの町のスーパーマーケットで買い物をしているみさきの姿が。
  • 買い物袋を抱えて出てきた彼女は家福の車と同じ赤いサーブに乗り込む。
  • 車内にはユンス、ユナ夫婦の家で飼われていたのとよく似た大型犬が彼女を待っていました。

 

■ドライブ・マイ・カー、映画と原作との違いは?

 

原作小説においては、

  • 家福の子どもは生後間もなく死に、妻の死因は子宮がんとなっている。
  • 妻が家福と話したいという素振りもないまま他界する。

 

映画版では、

  • 子供は幼くして病死。
  • 妻は家福と話し合いをするはずだった日に急死。
  • 家福は妻との話し合いが怖いがゆえに夜遅くに帰って来て、死んでいる妻を見つける。
  • そのため、その時の自分の行動をずっと悔やんでいる。

 

他には、原作では家福がみさきを雇うのは東京都内ですが、映画では物語の舞台は東京から広島へ移っています。

映画版では、広島の観光地を家福がみさきとドライブする場面が新たに作られました。

 

また原作小説はあくまで、男性の家福目線ですが、映画版ではいつの間にか、みさきの目線も特に主観となります。

ラストの違いですが、愛する妻に先立たれ、喪失感を抱える家福は、俳優として舞台を務めあげ、元気になりました。

映画版では母を見殺しにしたかもしれないという過去を背負ったみさきは、専属ドライバーの仕事が終わると、新天地とも思われる韓国で生活することになりました。

2人の「その後」は原作小説にはないラストです。

暗い過去を持つ人たちが、「このままではいけない」とばかりに、絶望の淵から這い上がる力強さが感じられます

 

管理人
さっきも言ったように、原作は短いんだ。車中で家福が自身と妻の記憶をドライバーのみさきに語る場面と回想がほとんどの短編小説なんだよね。
kanaさん
なるほどね、その舞台から、映画では日本から韓国にまで登場人物の活動の幅を広げたのね。

 

■まとめ

 

世界的小説家・村上春樹が手がけた原作の短編小説『ドライブ・マイ・カー』。

その映画化作品である本作には、短編小説集『女のいない男たち』に収められた6編のうち『シェエラザード』『木野』からもストーリーや要素が入り、原作を読んだ方なら思わずテンションが上がる場面もあるようです。

映画で家福の妻がベッドで家福に物語を聞かせるシーン、これは『シェエラザード』から採用されています。

また妻の浮気を家福が目撃する場面は、『木野』から盛り込まれました。短編小説集『女のいない男たち』から読み取れる男女の関係性を、濱口竜介監督が映画としてまとめあげた秀作といえます。

ぜひ原作をご覧になってみてくださいね!

 

 

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