あなたはもしかしたら「英語を使って仕事がしたい」「海外で仕事ができるようになりたい」と思って、ビジネス英語を勉強しているのかもしれませんね。
その「ビジネス英語」、という言葉ですが、企業の採用条件などで目にする用語です。
しかし!! そもそも「ビジネス英語」という英語はありません。存在しないのです。
では「ビジネス英語」とは何か? それは日本人が日常会話と仕事上の言葉遣いを変えているように、英語でも仕事上の多少の言い回しがある程度のことなのですね。
この記事では「ビジネス英語」という概念はない、英会話で実践で学ぶことが、結局は一番上達する、という内容を書いています。「ビジネス英語」が苦手、仕事で英語なんて使えない、という方にとってご参考になれば幸いです。
■仕事で使う英語も、基本は単純な英会話
ビジネスで英語を使うといっても、基本的な英語力が問われるものです。したがって、仕事で英語を使う人がやる勉強も、その技量を上げるための勉強に特別なことはありません。
まずは基礎的な学習をやり、仕事上で使われる「丁寧さ」「専門用語・業界用語」を覚えればいいのです。
仕事で使う挨拶やお礼、メールによる確認などは、最初からよく使う表現をフレーズとして覚えてしまうこと。また、実務上、「これは使える!」と思った言葉をメモしておきましょう。


■なぜ「ビジネス英語」という言葉が生まれた?
TOEICの点数には英会話の試験は含まれていません。でも、仕事上、英会話の能力は必須です。なぜならコミュニケーションが取れないから。そしてもちろん、その仕事ごとに専門知識や経験が必要でしょう。
ネイティブの方と同様に英語で仕事のやり取りができる、そんな人材が欲しい、そういう意味で企業の募集要項などには「ビジネス英語が問題ない方」といったように記載されている場合があります。
決して英検やTOEICで高得点が取れていなくても、仕事でコミュニケーションが取れるレベルの英語力があれば良いという意味で、「ビジネス英語」という言葉が使われます。
ただ、基準がない用語だからこそ、仕事内容や英語をどういった場合に用いるのかは、採用試験を受ける際に事前に調べなくてはなりません。


■日本人は正確な英語というのを意識しすぎている
例えばいまの日本では、コンビニでもファミレスでも外国人がたくさん働いています。そしてほとんどの外国人は文法がおかしかったり、発音が正しくなかったりします。
しかし、極論をいえば、言語はコミュニケーションができれば問題ありません。
コンビニなら合計額を言えて、「温めますか?」「Tポイントカードお持ちですか?」などが言えれば問題ないですよね?
ところで「ビジネス英語」というものがあるとするなら、「ビジネス日本語」もあるのでしょうか?
それはメールや電話でよく使う「お世話になっております」「引き続きよろしくお願いいたします」という言葉だと思いますが、「丸暗記できるフレーズ」でしかないのも事実です。
多少フランクでも、英語が通じればそれでいい。ビジネスだから、とかしこまるより、基礎力を上げるほうがよほど大事なのです。


例えば「Nice to meet you.」という声かけよりも、「Pleasure to meet you.」のほうが英語では「正確に話している感じ」は出ます。
でも結局のところ大事なのは、表情だったり声の抑揚、明るさ、ジェスチャーがカギを握ってしまいます。
「ビジネス英語っぽい」言葉を知っていると確かにプラスにはなるでしょうが、知らなくてもコミュニケーションができれば何ら問題はありません。
■「ビジネス英語」は気にしなくていい。まずは実践あるのみ!
もしあなたが英語で仕事をしたい、もっとグローバルな仕事をしたいと思うのであれば、ビジネス英語という概念は忘れましょう。
ですねー日常会話で使う文法もビジネス英語の文法もシンプルだから、実は日本語のビジネスよりも簡単なのではないかと思います!
日本語だと「考えてまた連絡します」みたいなのは大抵NOだし、その辺の汲み取りがまじで難しいと思います笑 その点英語はまだ楽だなとww
— Mizuki🇯🇵Workaway (@mizk_sw) May 13, 2019
それよりも日常会話で頻出する、「パターンで覚えられる英語」を何度も使うこと。そして相手からのリアクションを受けて、会話のキャッチボールを繰り返すこと。実践で学ぶことが、もっともあなたの英語力を高める方法なのです。
いま、無料の英会話教材でもっとも口コミで評価の高い「おうちホームステイ」では、わずか7パターンの動画をまず見て、その中に出てくるフレーズを真似するだけで、英語が話せるようになります。
覚えたパターンを、AIスピーカーに向かって話しかけてみる。この反復が非常に楽しく、また頭の中に英語を落とし込むことができます。スマホでも学習できるので、いつでもどこでも気が向いたときに英会話を練習できるのも魅力です。
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■まとめ ビジネス英語は決して特別な英語ではない
ビジネス英語は、決して特別な英語ではありません。
また、日常英会話に比べて、難易度が高いわけでもありません。
もしあなたが英語で仕事をしたい、もっとグローバルな仕事をしたいと思うのであれば、ビジネス英語という概念を持たないこと。
カジュアル英語よりもビジネス英語の方が難しいという風潮がありますが、ビジネス英語はある一定のテンプレさえ覚えちゃえばカジュアル英語よりも簡単なんですよね
極端な話ですが、コチ亀の両津さんはYESとNOだけで外国人と商談してました
— マサヤ🇺🇸米国大学国際ビジネス (@masaya_minato) May 17, 2019
例えば、私たちが使う日本語と、「ビジネス日本語(ビジネス上で使う言葉」の間になら、ハッキリした差がありますよね。
ビジネスで使う日本語は、家族の間では使わない表現もたくさんあります。
外国人が日本語を勉強する際には、ビジネス日本語を学ぶのは難しいものです。
しかし英語の場合は、日常英会話とビジネス英語との間に、差はほとんどありません。
なぜ差がないかというと、ビジネスで使う英語は、日常でも使うことがあるような表現が多いからです。
いつもよりハッキリ、丁寧に話さなければならないというだけ。その程度の認識でもいいのですね。
今回は「「ビジネス英語」という概念はない?仕事で英語を使うために、本当に必要な考えとは」という内容でお伝えしました。英語学習を頑張るあなたに参考となれば幸いです。
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